サイト制作・動画/音声・自動化 — 目的から記事を探す →

AIでショート動画を作る方法|YouTube Shorts・TikTok向け手順・費用・失敗例

AI×YouTube

結論:AIを使えば、ショート動画の企画、調査、台本、ナレーション、画像、字幕の下準備まで効率化できます。しかし、テーマ決定から投稿までを完全自動化し、似た動画を大量に並べる方法はおすすめしません。事実確認、冒頭の設計、映像の選別、字幕の読みやすさ、権利確認、公開判断には人の作業が残ります。

YouTube ShortsとTikTokの両方に使うなら、まずは9:16・1080×1920px・30〜60秒の共通マスターを作ると管理しやすくなります。30〜60秒は運用上の目安であり、YouTube Shortsは条件を満たせば最長3分まで対応しています。

AIショート動画の作業工程

工程AIに任せやすい作業人が確認する作業
企画切り口、候補、構成案需要、チャンネルとの相性
調査論点整理、質問リスト一次情報、日付、数字
台本初稿、短縮、言い換え冒頭、事実、体験、口調
音声読み上げ、ノイズ処理固有名詞、感情、速度
素材画像、短い映像、図解案権利、誤表示、統一感
編集字幕下書き、無音除去改行、強調、テンポ
投稿タイトル案、説明文案AI開示、権利、公開判断

YouTube ShortsとTikTokで共通化できる部分

共通マスターは縦長9:16で作り、重要な文字や顔を画面の端に置かないようにします。アプリ上ではボタン、説明、アカウント名が重なるため、編集画面で端まで見えていても投稿後に隠れることがあります。

YouTubeでは、2024年10月15日以降にアップロードされた正方形または縦長で3分以内の動画がShortsに分類されます。ただし、1分を超えるShortsに有効な第三者の著作権申し立てがある場合、YouTube上で全世界ブロックとなり、収益化の対象外になります。長めの動画ほど、BGMと素材の権利確認を慎重に行う必要があります。

TikTokにも流用する場合、編集アプリの透かしや、別プラットフォームのUIが付いた状態で書き出さないようにします。投稿文、ハッシュタグ、CTAは各プラットフォーム向けに作り直し、同じ動画ファイルをそのまま投稿して終わりにしない方が運用しやすくなります。

AIショート動画に必要なツールと費用

用途候補月額の目安注意点
企画・台本ChatGPT無料〜Plus 20ドル出典と数字は別途確認
AI音声ElevenLabs無料〜Starter通常月6ドル(税等別)商用利用は有料プランから
画像ChatGPT、Firefly等無料枠〜有料人物、ロゴ、既存作品に注意
AI映像Runway、Veo、Firefly等無料枠〜有料再生成で費用が増えやすい
編集・字幕Premiere Pro、CapCut等無料〜有料自動字幕は改行を再確認
BGM・効果音YouTubeオーディオライブラリ等無料〜プラットフォーム外利用の条件に注意

最初からすべてに課金する必要はありません。無料ツールで1本を完成させ、音声品質、生成回数、書き出し機能など、実際に止まった工程だけ有料化します。

Web画面で台本を読み上げたいか、APIで制作工程へ組み込みたいかで、確認する条件が変わります。ElevenLabsとGoogle Cloud音声の比較:料金・商用利用・テスト手順では、導入方法と再生成を含む費用を整理しています。同じ台本で数字・固有名詞・語尾を試し、誤読を直す手間まで比べてから選びましょう。

月30本作る場合のAI音声費用

ElevenLabsのStarterは、2026年10月3日に確認した通常料金で月6ドル、30,000クレジットです(税等別)。公式ページには10月18日まで初月1ドルのキャンペーン表示もありますが、対象条件と更新後料金は契約画面で確認してください。公式料金ページではテキスト読み上げの目安が約30分とされ、商用ライセンスが含まれます。

45秒のショート動画を月30本作ると、完成音声は合計22.5分です。言い間違い、読み方、速度の修正で30%を再生成すると、必要量は約29.3分になります。

条件計算音声時間
完成音声45秒×30本22.5分
再生成30%22.5分×0.36.75分
合計22.5分+6.75分約29.3分

分数はプラン比較用の目安で、実際の消費は文字数・モデル・再生成回数に左右されます。音声以外の機能も同じクレジットを使うため、この条件なら必ず30本作れるとは限りません。上の時間計算ではStarterの目安に近く、短いテスト音声を何度も生成すると不足する可能性があります。台本を確定してから全文生成し、固有名詞だけ先に短文で試すと、無駄な再生成を減らせます。

固有名詞の誤読を確認したうえでAI音声を採用する場合は、ElevenLabsの公式ページで現在のプランを確認できます。契約前に料金、クレジット、商用利用条件を再確認してください。

現実的な3つの料金構成

構成月額目安向いている段階
無料構成0円まず1〜3本を試す
音声優先6ドル前後台本は無料AI、音声だけ有料化
文章+音声26ドル前後ChatGPT PlusとElevenLabs Starter

AI映像を全編に使うと、再生成の回数によって費用が大きく変わります。ショート1本の全秒数を動画生成AIで埋めず、実写、画面収録、図解、静止画、短いAI映像を組み合わせる方が、費用と修正時間を抑えやすくなります。

音声づくりが制作時間の多くを占めるなら、同じ短い台本で読み間違いと修正回数を比べると判断しやすくなります。ElevenLabsとGoogle Cloud音声の比較では、Webで作る場合とAPIを使う場合の違いを確認できます。

AIでショート動画を作る12ステップ

1. チャンネルの約束を1文で決める

「AI副業の費用と失敗を検証する」など、誰に何を届けるチャンネルかを1文にします。テーマが広すぎると、AIが毎回違う視聴者向けの台本を作り、チャンネルの軸が崩れます。

2. 1本につき1つの疑問を選ぶ

「ChatGPT Plusは必要か」「AI音声は商用利用できるか」のように、1本で答える疑問を1つに絞ります。短い動画に結論を詰め込みすぎると、字幕もナレーションも速くなります。

3. 一次情報を集める

料金、利用条件、収益化、著作権は公式ページを確認します。AIに検索結果の要約だけを任せず、ページ名、URL、確認日、該当箇所をメモします。

4. 冒頭1〜2秒のフックを作る

結論の先延ばしや長い自己紹介を避け、視聴者が抱えている疑問を最初に示します。「AIなら動画を完全自動化できると思っていませんか?」のように、続きで答えが得られる形にします。煽るだけで内容が伴わない表現は避けます。

5. 台本を300〜500文字程度に整える

尺や話す速度で変わりますが、45〜60秒なら300〜500文字を起点に調整します。読み上げて時間を測り、長ければ補足を削ります。そのまま使えるプロンプトと短縮の例は、ChatGPTの台本作成プロンプトと修正手順で確認できます。

6. AIの文章を人の言葉へ直す

同じ接続詞、長い前置き、抽象的なまとめを削り、自分の意見、失敗、判断理由を加えます。未使用のサービスを「使って分かった」と書かないことも重要です。

7. AI音声を生成する

サービス名、英数字、人名を10〜30文字の短文で試し、読み方を確定してから全文を生成します。声のクローンを使う場合は、本人同意、元音源の権利、用途を確認してください。同意の記録や確認項目は、AI音声クローンの本人同意と権利で整理しています。

8. 絵コンテを5〜10カットに分ける

台本を意味のまとまりで分け、各カットに「人物」「商品画面」「数字」「比較表」などの役割を付けます。同じAIキャラクターを使う場合も、表情、画角、背景、図解を変え、動画ごとの差を作ります。

9. 必要な素材だけ生成する

まず仮素材で全体を組み、重要なカットだけ高品質に作り直します。最初からすべての画像と動画を完成品質で生成すると、台本変更時に作り直しが増えます。

AI映像を足すなら、Runway・Veo・Fireflyの比較で、再生成を含む採用尺の費用と商用利用条件を確認できます。撮影素材のカット編集と映像生成を分け、必要なカットだけ生成する構成で見積もりましょう。

10. 字幕と効果音を整える

自動字幕は誤字だけでなく、意味の途中で改行されていないか確認します。1画面の文字量を抑え、重要語だけ色や大きさを変えます。画面下端はUIと重なりやすいため、字幕を置きすぎないようにします。

11. AI使用と権利を確認する

YouTubeでは、実在の人物がしていない発言や行動をしているように見せる、実在の場所や出来事を改変する、起きていない場面を現実のように生成するといった場合に開示が必要です。一方、台本、タイトル、サムネイル、字幕の制作支援などは、公式ページで開示不要の例として挙げられています。

AI生成の音楽にも開示が必要な例があります。特に音楽が動画の主役になる構成は、人物や映像が写実的でないことだけを理由に開示不要と判断しないでください。投稿時の「AIの使用(AI use)」に関する質問を確認します。

リアルに見えるAI生成・改変コンテンツを開示しても、それだけで視聴制限や収益化資格への悪影響が発生するわけではありません。迷った場合は投稿画面の最新説明を確認し、誤認を招く可能性があるなら開示します。

12. 限定公開または下書きで最終確認する

スマホで字幕、音量、切り替え、画面端を確認します。タイトルや説明文に事実と異なる表現がないか、紹介リンクには必要なPR表記があるかも見直します。問題がなければ公開し、視聴維持率や離脱箇所を次回へ反映します。

1本目の絵コンテ例:字幕を直す動画

「自動字幕の改行を直す」という一つの疑問に答える構成例です。完成動画や制作時間の実測ではありません。自分で録画した編集画面と、比較用の短文だけで組み立てます。

場面伝えること用意する素材
冒頭誤字はないのに字幕が読みにくい。改行で意味が途切れていませんか?読みにくい字幕の例
比較「保存先を/変更する」より、動作のまとまりを残す同じ文章の修正前・修正後
操作一画面に収まらなければ字幕自体を分割する自分の編集画面を録画
締め書き出した動画をスマホで再生して、文字と操作ボタンの重なりを確認完成字幕の表示

先にナレーションを読み、実際の尺に合わせて比較画面の表示時間を調整します。説明が長ければ速度を上げるより、補足を次の動画へ分けてください。この題材ではAI映像の生成は必須ではありません。字幕の操作はPremiereの文字起こし・字幕の修正手順へつなげられます。

制作時間は3本作って測る

共通の台本・字幕設定を使い、企画と調査、台本修正、音声生成と誤読修正、素材準備、編集、最終確認にかかった時間を分けて記録します。生成待ちと手を動かす時間も分けると、どこを改善すべきか分かります。初回と3本目の合計を比べ、投稿頻度はその実測から決めましょう。未測定の段階で「1時間で何本」と見積もると、確認作業を削りがちです。

公開時に注意したい失敗

AI生成の開示をすべて省略する

リアルな人物や出来事を大幅に改変した場合は開示が必要です。開示を繰り返し意図的に怠ると、ラベルの手動適用、削除、YPP停止などの対象になる可能性があります。

他人の動画へAI音声を載せるだけ

独自の解説や実質的な変更がなければ、再利用されたコンテンツと判断される可能性があります。引用の必要性を明確にし、自分の分析や説明を中心にします。

ショート動画だけで収益を完結させる

広告収益だけでなく、関連する長尺動画、ブログ記事、商品比較、メルマガなど次の行動を設計します。ただし、誇大な収益表現や関連性の低い広告リンクは避けます。

量産型コンテンツにしないための差別化

YouTubeは、2025年7月15日の更新で「繰り返しの多いコンテンツ」から「量産型のコンテンツ」へ名称を変更し、大量生産されたコンテンツも対象であることを明確にしました。AIを使ったこと自体が問題なのではなく、動画ごとの差が小さく、視聴者への価値が薄いことが問題です。

同じキャラクター、同じイントロ、同じ字幕デザインを使うことはできます。ただし、各動画でストーリー、焦点、具体例、検証結果を変えます。公式ポリシーでも、イントロとエンディングが同じでも内容の大部分が異なるものや、動画ごとにストーリーや焦点が異なるシリーズは、収益化可能な例として示されています。

  • 公式料金を毎回確認し、確認日を入れる
  • 成功例だけでなく、使えなかった点と費用を書く
  • 同じ条件で複数サービスを比較する
  • 自分の画面収録や検証結果を加える
  • コメントの質問を次の動画で検証する

自動化できない理由はAI副業を完全自動化できない7つの理由でも詳しく解説しています。

よくある質問

毎日投稿した方が伸びますか?

本数だけでは決まりません。1本ずつ改善できる制作本数を優先してください。最初に3本作り、実測時間と修正量を確認してから週の投稿数を決めると、品質を保ちやすくなります。

TikTokとYouTubeに同じ動画を投稿してもよいですか?

自分が権利を持つ素材で、各サービスの利用規約に合うなら共通マスターを活用できます。ただし、透かし、UI、安全領域、音楽条件、AI表示、説明文はプラットフォームごとに確認してください。


参照した公式情報(料金・Shorts分類・YouTube収益化・AI開示は2026年10月3日再確認)

料金、機能、プラットフォームの分類、収益化条件、利用規約は変更されます。制作・投稿・契約の直前に公式ページを再確認してください。この記事は収益を保証するものではありません。

※この記事には広告(アフィリエイトリンク)が含まれます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました